小さな球根 プシュキニア・リバノチカ と ラケナリア・ビリディフローラ
今回も小さな球根の可愛いお花を見ていただきたいと思います。
もう咲き終わってしまったプシュキニア・リバノチカと、やっと全部開花したラケナリア・ビリディフローラです。
どちらも咲いているのを見逃してしまいそうなくらいに地味ですが、清楚でユニークなお花は、小さくても魅力があります。
プシュキニア・リバノチカ

こんな小さいんです。 鉢も小さいので水やりも忘れるくらいです。 この鉢でもう3年くらい植えっぱなしにしています。


4つ発芽して、お花が咲きました。

アップで見ると、本当に美しいです。 透き通るような白の花弁に入るブルーのラインが綺麗で、花姿が清楚です。 別名はストライプド・シラーといいます。 キジカクシ科ですが、ユリ科やヒヤシンス科で分類されることがあります。 1・5cm位のお花はヒヤシンスに似ています。

原産地はコーカサス、レバノン、トルコで、標高2,000m位のところに自生しているそうです。

花後は、落葉樹の根元に置いておくので、落ち葉に埋もれていて気づかないことがあります。久しぶりにお花が見られました。手間をかけないのに、可愛いお花を咲かせて健気だなあと思います。
ラケナリア・ビリディフローラ

「冬に翡翠色のお花を咲かせる」というラベルのフレーズのような花色です。数年たっていますが、昨年も同じで、たった1つ咲きました。 色は褪せてきていますが、このグリーンの花色は美しくて魅入ってしまいます。昨秋に新しい球根を植え、年内にお花が咲きました。
昨年12月に咲いたラケナリア・ビリディフローラは→こちらです。 球根が新しいので、やはり花色が鮮やかで翡翠色で綺麗です。 ビリディフローラとは、「緑色の花」という意味です。


咲き始めは、まだ小さくてもしっかりと蕾もグリーンです。


天辺まで蕾が開きました。 少ないですがお花が見られて嬉しいです。 2・5cmくらいの筒状の小さなお花は、多肉質で弾力があります。 南アフリカが原産地で、約100種ほどのが分布しています。 花色も、形もさまざまでコレクションしたら楽しいですね。

小さなお花の中は、メシベが突き出て、まわりをオシベが囲んでいます。 この写真では、よくわかりませんが、オシベの先が金粉がついているようでとても綺麗です。
2014年で古いのですが、シベがはっきりとした画像です。 よかったら→こちらをご覧ください。
今日も見て下さり有難うございました。
小さな球根 クロッカス、ムスカリなど
今日もまた可愛い小さな球根を見て下さい。
クロッカス、ムスカリ、シラー、そしてイフェイオンなど、春になるといつの間にか咲いていて一足先に春が来たのを知らせてくれる可愛いお花たちです。
クロッカス


クロッカスは、3月ごろ咲き始めますが、このクロッカスは、植えた時期が遅かったので、今、咲いています。
ムスカリ(アルメニアカム)

ブドウのようなお花が可愛いです。 チューリップなどの寄せ植えには欠かせないお花を引き立たせる名脇役と言ってもいいと思います。
今年は、この可愛い植木鉢で主役になってもらいました。立派に沢山のお花が咲き、拍手喝采です。 水栽培にしたのと同じ種類のムスカリです。 水栽培のムスカリも沢山のお花を見せてくれました。

元気いっぱいに咲いて可愛いです。
ピンクのムスカリ(ピンクサンライズ)

毎年1~2個しか咲かないのに今年は殖えていました。

同じ鉢で、もう数年植えっぱなしにしています。


円錐形の綺麗な形ではないですが、優しい色合いに気持ちが和みます。
(名前不明)

ムスカリは色々と種類があります。このムスカリは、珍しい種類で名前がついていたのですが、ラベル紛失で名前が不明です。2021年に3つ植えて、今年はたった1つ咲きました。
シラー

2021年にチューリップと寄せ植えにしたシラーが今年も咲いて嬉しいです。 小さなベル型のお花はうつむき加減に咲き可愛いくて、パステルカラーの花色に癒されます。
イフェイオン(ウィズレーブルー)

イフェイオンというおしゃれな名前ですが、昔からあるハナニラですね。 星形の薄紫色のお花は、可愛くて群生していると圧巻です。
(ロルフフィードラー)


イフェイオンも種類が色々とあり、白やピンク色もあります。 このロルフフィードラーは、お花が肉厚で、花弁が丸く、花色は青紫色で魅力的です。
今日も見て下さり有難うございました。
tag : クロッカスムスカリ・アルメニアカムピンクサンライズイフェイオン・ウィズレーブルーイフェイオン・ロルフフィードラーシラー
小さな球根 ゲイソリーザ・ツルバキエンシス
前回につづき、小さな球根の可愛いお花を見て下さい。
今回は、南アフリカ原産のシンプルな白いお花が魅力のゲイソリーザ・ツルバキエンシスです。
このゲイソリーザは、10年近く育てています。 お花は咲いても2~3個だったり、ぜんぜん咲かない年もありましたが、なぜか枯れないで今日まできました。 きっと、小さなスイセンのテータテータと寄せ植えにしているからでしょうか、テータテータも今年は沢山咲きました。同じ鉢に植えてあるゲイソリーザも、沢山のお花が咲きました。 2つとも開花しない時が何回もあり、今年は立派にお花が咲き嬉しいです。
ゲイソリーザの球根はとても小さくて、球根というよりタネに近い形をしています。花茎は華奢で、葉も細くて、草丈は約15~16cmですが、しっかり立てなくてあちこちに倒れるので、細い支柱を添えて花姿を整えています。
お花は花径が約3~4cmの白色で、花底は茶色っぽい紫色で、白と茶紫色のコントラストは小さなお花でもインパクトがあります。
ゲイソリーザ・ツルバキエンシス


こんなに沢山のお花が咲きました。 こっちをじっと見ているようで、ちょっと恥ずかしい~ カメラを何度も向けてしまいます。


可愛いですね。夕方になるとお花は閉じてしまいます。

シベに特徴があります。 先端が上向きに曲がっていて面白いです。

こんなに上に向いています。


花底の色が花弁の外に染まっています。
今日も見て下さり有難うございました。
小さな球根 バビアナ・ルブロキネア
私は球根植物が好きなので、いろいろと集めて植えています。
特に珍しいお花や可愛いお花を見ると、自分で植えて実際に見たくなります。
小さな球根は、可愛いのが沢山あり、大好きで失敗しても懲りずに植えています。
今回は、数年まえに植えたバビアナ・ルブロキネアが、今年は、沢山お花が咲いたので見ていただきたいと思います。
南アフリカ原産のアヤメ科の鮮やかな色のお花が魅力的です。
バビアナ・ルブロキネア

バビアナ属の植物は、多様性に富んでいて、花姿は筒状からカップ状があり、花色は数えきれないほどあるそうです。 このルブロキネアは、まさしく南アフリカのお花ですね。 紫色というより濃い青に中心が赤という強いコントラストのお花は、本当に綺麗です。

和名はホザキアヤメといいます。ホザキアヤメ属の植物は、南部アフリカに約94種が知られているそうです。


蕾が沢山あるので、楽しみです。

開花したお花を見るたびにこの花色にどきっとします。

本当に美しいです。


こんなに沢山のお花が咲いたのは、植えてから初めてのことなので、すごく嬉しいです。


株が混んできて窮屈そうなので、今年は株分けした方が良いかもしれないです。来年も沢山のお花が見られますように。
今日も見て下さり有難うございました。
tag : バビアナ・ルブロキネアホザキアヤメ
小さな球根 ③
可愛いミニアイリスが咲きました。
鉢植えで2年目になりますが、昨年とほぼ同じように可愛いお花を見せてくれました。
今までは球根を植えて1回しかお花が見られず、毎年新しい球根を植えていましたが、今年は自然に発芽してお花も見られました。 花後に液肥をあげて葉は黄変したらカット、そのまま水やりはしないで鉢ごと雨がかからない場所に秋まで置いておきました。 10月ごろに水をやり始めたら、発芽しました。 これが良かったのかもしれません。 鉢植えのスノードロップもこの様にしたら、毎年咲くようになりました。 お花はひとつだけですが。
ミニアイリスはコーカサス地方に自生していて、日本では寒地が適しているそうです。 暖地では球根が消滅することもあるそうですので、やはり、我が家では地植えにするより鉢植えで管理した方が良さそうです。
レティキュラータ・パープルヒル

何て美しい花色なんでしょう! 濃いというより黒っぽい紫色がまるでビロードの様で大人っぽくて魅力的です。 5つの球根のうち2つ開花しました。

複雑なお花の構造に自然の美しさを感じます。

下弁に黄色のブロッチがアクセントになっています。

アリダ

この爽やかな水色が美しいです。 球根が増えていました。


可愛い花姿~

こんなに沢山開花してびっくりしました。 来年もお花が見られます様に!
キャサリンホドキン

ミニアイリスの中で私はこのレトロな色合いのキャサリンホドキンが大好きです。



実物はもう少しブルーの色がベージュがかっています。 はっきりしない色合いは、きっと好き嫌いがあると思いますが、私はとても味わいがあると思います。
今日も見てくださり有り難うございました。
小さな球根 ②
寒い冬がやっと終わり、いよいよ春到来、嬉しい季節になりました。
土の中で眠っていた球根たちが目を覚まして可愛い姿を現しました。 先ずは小さな球根たちが可愛いお花を咲かせて春を告げてくれます。 小さくて可愛い芽、蕾、そしてお花を見ると春を実感して幸せな気分になります。 クロッカス、ムスカリ、イフェイオンのお花が可愛いです。
クロッカス

地植えのクロッカスは毎年良く咲きます。 特に黄色のお花は丈夫です。


濃紫色はいつ植えたのか覚えていなかったので突然現れたって感じです。 絞りのクロッカスは今年は1つだけでした。 昨秋に植えた鉢植えのクロッカスは、開花まであと少し、楽しみです。
ムスカリ

濃い紫色のアルメニアカムは、丈夫で寄せ植えにピッタリです。 チューリップとヒューケラの鉢に一緒に植えました。ピンクと黒のチューリップが開花すればよいアクセントになります。

ピンクサンライズのピンク色のお花が色も形も可愛いです。


この器のは、もう8年ぐらいになるでしょうか、花数は減ってきていますが、小さくて可愛いお花は、毎年咲きます。 来年もお花が見られます様に!
イフェイオン

ハナニラという別名があり葉は、にらの匂いがします。 星形の小さなお花は可愛くてよく増えて丈夫です。 一緒に咲いた赤いお花は、今年1番最初に咲いたミニチューリップです。
今日も見てくださり有り難うございました。
小さな球根 ① スノードロップ
球根たちの芽がでてきました。 球根の発芽をみると嬉しくなります。 春になり可愛いお花を咲かせるために、今、冷たい土の中で一生懸命頑張っています。
そのうちの1つのスノードロップの白いお花が咲きました。
白い小さなお花は可愛くて、春を告げるお花といわれています。寒い中ひっそりと咲いている姿は、健気な感じがします。
小さな球根類の中で、我が家では、毎年1番初めに咲きます。 球根を植えてから今年で4年目になりますが、この鉢のものだけが咲きます。 2つ植えてずっと一つしか咲きません。同じ時期の地植えのは、発芽もしないので、1つでも咲いてくれて嬉しいです。
― スノードロップ ―
(ヒガンバナ科マツユキソウ属、原産地は東ヨーロッパ、球根植物 学名Galanthus)

別名は”待雪草(マツユキソウ)”、素敵な名前で雰囲気があります。




蕾の中から、このように垂れ下がって咲く姿は、お花の名前にぴったり、スノードロップ、そのものです。
今日も見てくださり有り難うございました。
いつもコメントをありがとうございます。
10月でもまだ暑くていやになりますね。
ジンジャーリリーは、毎年よく咲くので有難いで白髪のアン今、咲いているお花No titleこんにちは〜
10月 楽な気温になるでしょうか?
ジンジャーリリー
見事ですねぇ〜
友達のガーデンにも 植えてありますが
まだ 枯葉の ままですよ
お手入れが 上手な今、咲いているお花No titleよんこちゃんさん、こんにちは。
ご丁寧に有難うございます。
恐縮です。
いつもコメントを有り難うございます。白髪のアン今、咲いているお花No titleよんこちゃんさん、こんにちは。
いつもコメントを有り難うございます。リ
また暑くなりましたね。
そうなんですよね、白や薄紫色のお花は涼しさを感じますね。
ジンジ白髪のアン